自動車

2012年10月04日

自動車塗装の水性化について(1)

地球環境保護が問題視されているのは、ご存知かと思います。
自動車業界も環境保護には力を入れている中で、自動車塗装も同じように問題になっていました。
これまでは、「油性塗料」が主流とされていましたので、その成分中の有機溶剤を揮発するときに、VOC(有機化合物)が大気汚染などに悪影響を及ぼすことがあり、抑制される傾向にあります。

そのため、自動車メーカーでは、「水性塗料」へ転換を進めており、トヨタ自動車などでは、水性塗料導入率を100%にしているということです。
(ヨーロッパなどでは、すでに2007年より溶剤性塗料は使用禁止されています。)

また、水性塗料を使用している車の場合、下地金属の表面凹凸に影響されやすかったり、塗装の薄膜化による問題などもあるとされています。

cbp_aegis at 09:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2009年04月16日

ガラス磨き・撥水ガラスコート

トヨタ シエンタ今回のお客様のお車はトヨタのシエンタになります。施工メニューはガラス磨きと撥水コートをしていただきました。

ガラス磨きについては、ポリッシャーで磨くことができる平面部はウロコ除去は比較的簡単にできます。磨きによって細かいキズなども取り除くことができます。

そのような中でも磨きでも除去できないのが、ガラスのゴム周辺の汚れなどがあります。これはなかなか除去するのが難しいとされています。手磨きでもかなり難しいようです。
登録後の年数が経過してくるとこのガラス周辺の汚れが蓄積されてきて、後々除去するのが難しくなってきます。
フロントガラスなどは、ワイパーを使用することもありますので酸性除去剤を使用してしまうと不具合の原因になってしまいます。

また、運転席・助手席のサイドガラスなどもサイドミラー周辺部も汚れが溜まりやすいところです。ポリッシャーも入らないところなので専用の酸性除去剤は非常に有効です。

これで、ガラスは完全にきれいになりましたので、撥水ガラスコートが最も有効的に働きます。
運転視界も確保され、かつガラスの美観が向上してワンランク上のお車に生まれ変わった感じがするのではないでしょうか。

シエンタガラスコートシエンタガラス磨き

cbp_aegis at 00:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2008年11月18日

カークリーニング 室内カビ消臭 横浜市

BMW神奈川県横浜市からのお客様です。車内のクリーニングのご相談をいただきました。クリーニングが目的という訳ではなく、車内のカビ臭を何とかしてほしいとのことでした。

原因は、雨の日の傘を置いたままにしたため、カビっぽい臭いが発生してしまったようです。その臭いは、後部座席足元からしていました。

カビ自体は、ほとんど目視では確認できませんでしたが、生臭い臭いは残っていました。このような場合でも、まずは洗浄を繰り返すことが基本になります。

数回の通常洗浄を行うことによって、ある程度原因物質は取り除くことができます。その後は、塩素系洗剤でさらに洗浄を繰り返します。

最終仕上げにチタニア処理をして消臭させていただきました。

BMW室内

cbp_aegis at 01:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2008年11月17日

車内・室内 シート・カーペットのシミ 漂白・除去 

シミの漂白車を頻繁に使用している方は、車内で飲食をされる機会が多いと思います。特にお子様を乗せるとなると、食べ物よりも飲み物をこぼすようなことが多いのではないでしょうか。飲み物の場合、こぼした直後に早めに完全に拭き取っておくとほとんどシミになるようなことはありませんが、時間が経過してからでは「シミ」が残ってしまうようなことがあります。

このようにシミになってしまうと、後から洗剤を使って拭き取ったり、湯洗いしてもなかなか除去することが難しいようです。

当店にもそのようなお客様からご相談されることが多かったのですが、通常のスチーム洗浄で対処するだけで、シミは残ってしまうことがありました。

そこで、シミに対処するために特殊な漂白剤を採用することにしました。

一部、対処できない素材・材質もありますが、一度事前にご相談ください。

お打ち合わせ時に対処可能かどうかご説明させていただきます。

cbp_aegis at 01:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2008年11月15日

メンテナンス性・機能性を考えたデザインとは・・・

自動車のディテーリングに携わっている中で、その車のエクステリア・インテリアデザインでサービス性・機能性に違いがあると感じることがあります。

例えば、車のハッチのヒンジ部やドア内側の側面部です。ヒンジ部樹脂カバー特に欧州車に多く採用されているのが、写真のようなリアハッチヒンジ部分の樹脂製カバーです。多くの車ではヒンジ部は剥き出しになっているので、外観が悪かったり、ヒンジ内部がグリスや汚れが集中してしまってきれいにすることが困難です。

そこで、そのような汚れるヒンジ部分全体やドア内側面部を樹脂パーツでカバーした車が増えつつあるように感じています。

また、車内などについても、飲み物をこぼしたり、汚れが付着したりした場合に拭き取りやすくするような空間を保持できるようなデザインをこころがけているものもあります。
(限られた車内なので、室内居住性とユーザーメンテナンス性を両立できるようにシートポジションなどを利用したものもあります。)

自動車のデザインも単に見た目だけではなく、機能も十分考慮したものがあるとういうことですね。

cbp_aegis at 01:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック